すみません。売り物じゃないのですが・・・
毎年母にねだられて少量作ります。
土筆の砂糖菓子。
イタリア語ではcoda di cavallo コーダ・ディ・カヴァッロって言います。
直訳すると馬の尻尾・・って意味ですかね。
私がいたところでは、どちらかというと土筆の時よりスギナが出てきたころの方が重宝されてました。干してハーブティーにするといいらしくて。
私は土筆の内に摘んで炒めちゃお・・と思ってたんですけど
うっかりしてるうちにスギナに変身してました。実際は変身してるわけではないんですけどね(^^;)
でも私は甘辛の卵とじが一番好きです(^^)ほろ苦くて春の香りがなんとも美味です。
実は土筆はカルシウムがたっぷりなんですよ♪
ハカマ取りさえなければもっと土筆を食べたいと思うのですが
これがなんとも・・・(^^;)
ですがこの土筆の砂糖菓子ってたまらなく美味しいんですよね~
日本茶にピッタリで、数年前に一度作って以来
毎年母から「土筆のお菓子!!作って!!ハカマ取ってあげるから!」
と言われて毎年土筆を渡されます(^^;)
柑橘と違って、そんなに難しい作業でもないのでぜひご自宅で作ってみてください。
★作り方★
胞子が開いていないまだ固い土筆のハカマを取ったものを
30秒ほど湯がいて、冷たい水に30分程さらしてアク抜きをします。
土筆の分量の半分くらいのグラニュー糖と水を鍋で先に煮立てます。
グラニュー糖が完全に鍋の中で解けたら水切りした土筆を入れます。
焦げないように鍋をゆすりながら、砂糖水がとろ~んとするまで土筆に砂糖を絡ませます。この時に箸を使うと土筆が千切れたり崩れたりしますので
鍋を持つ手首を駆使しながら焦げないように中火から強火でゆすって絡ませてください。
バットにグラニュー糖を敷いて、その上に土筆をなるべくまっすぐに並べてください
上からまたグラニュー糖をかけて一晩寝かせたら
バットの上でコロンと土筆に寝返りを打たせてあげて
もう一晩乾かします。これを3日くらい続けると、なかなかいい具合のグラニュー糖と土筆の塩梅になりますが、一晩寝かせるだけでも充分美味しいですよ(^^)
ぜひお試しくださいませませ♪
あ、煮たてた砂糖水は大変熱いので火傷には注意してくださいね(^^)!