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2014.01.17

出来ましたけども名前を間違えておりました ジャボチカバ・・です

出来ましたーーーーー! ジャボチカバのジャムです jam 005 そうです。私は前回まで「シャボチカバ」と呼んでおりましたが・・・ ラベルを作る際にスペルが違う事に気が付きまして・・・ 「ジャボチカバ」でした 誤った情報を連呼しまして申し訳ございませんでした!! これは生の状態のジャボチカバです jam 004 カットすると・・・ jam 008 お分かりいただけますでしょうか・・・? 葡萄のような果肉の中に小さなライチが埋もれている・・といった感じです。 皮は巨峰の皮の2~3倍くらいの厚みでして 生でも食べられます 種が割と大きくて、全体の1/3くらいを占めています。 種の部分にアントシアニンが含まれているので 出来る事なら皮ごとジャムにしたかったんですが・・・・ この皮がなんとも苦い!!んですね。 噛めば噛むほど苦くて、 例えて言うなら・・・だらすけさんのような苦味? ユカチャン(`・ω・´)「はいはいはい!ちょーーっと待ってください」 (@@)なによユカチャン。これ私たちのよもやま話じゃないわよ。真面目なブログよ。 ユカチャン(`・ω・´)「一つだけ教えてください。だらすけさんって・・・なななな・・なんですか?」 (@@)だらすけさんって・・・正露丸並みにメジャーな胃腸薬のことよ。おうちにあるでしょ? ユカチャン(`・ω・´)「知りません。ありません!(キッパリ)」 (@@)あるってば~。検索したらね、百草丸似た薬で奈良の陀羅尼助丸っていう胃腸薬って書いてあったよ。私は百草丸の事だと思ってたけど違うんだね。 ユカチャン(`・ω・´)「なぜ「さん付け」するんですか?」 (@@)・・・・・。飴ちゃんと同じ感じじゃない? ユカチャン(`・ω・´)「話し戻しましょうか。腰を折りまして大変失礼しました」 (@@)だらすけがん・・・だらすけがん・・端折って、だらすけさん・・? ユカチャン(`・ω・´)「もう大丈夫です。クリアです。ジャボチカバ行きましょう。さあさあ!」 なんだかモヤモヤしますが話し戻しますね。 このジャボチカバですが ウィキペディアによりますと、ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ・ボリビアが原産の フトモモ科の植物だそうです。 ブラジル先住民族トゥピの言葉で「亀のいる地」という意味だそうでして、 ブラジルではブラジリアングレープとも呼ばれているようです。 先日作った「フェイジョア」もフトモモ科でしたから、成分も似てるのかもしれませんね。 ブラジルでは、乾燥した果皮を煎じて喀血、喘息、下痢、扁桃腺肥大の治療薬として 伝統的に使われているそうです。 後に抗酸化成分、抗炎症成分、抗癌性成分が果実から分離されたのだとか。 今回は皮があまりにも苦かったので、取り除きましたが ぎりぎりまで一緒に煮詰めていましたので、皮の成分は存分に出ているかと思います。 なのでこんなに濃厚な色です jam 011 味は果皮そのものを食べるよりはずっとマイルドです。 濃厚なプルーンと巨峰のような味の後にライチの風味が来て、 ほろ苦さが残る・・・といった感じでしょうか。 ジャムとしてお召し上がりいただくよりも 気管支の保護にお召し上がり頂く感じの方がよろしいかと思われます。 このジャボチカバですが木の幹に直接生る属性なので「キブドウ属」といわれるそうです 同じキブドウ属ではカムカムが日本では有名ですが、 カムカムもあまり生のものはお目にかかれません。 今回、このジャボチカバは静岡で栽培されたものを新鮮組さん経由で分けて頂きましたが 一般的には流通しておりません。 あ、でも新鮮組さんで常時ではありませんが、今後取扱いされるそうですよ! ブラジルの方にとって故郷の味なんですね、なのでリクエストが多かったので探されたそうです 遠い異国の地で生活していれば、故郷の味が懐かしくもなりますよね 生のジャボチカバを見つけて下さった新鮮組さんブラボーです! 生で召し上がってみたい方はお問い合わせしてみてくださいね 新鮮組 ↑クリックで新鮮組さんのHPへ飛びます あ!ジャボチカバをネットで検索される方で、 球状のものが密集しているものが苦手な方は閲覧注意です! 私は恐怖症の域なので、一度目にして失神しそうになりました(涙) 採ってしまえばなんてことないんですけどね~いやはや。 ライチのような部分を取り出してみますと こんな感じです jam 010 なんとなく赤ナマコにも似てます(^^;) 可愛いですね。中身は種です。 そう考えますと、このジャボチカバ、水分と種が大部分を占めてまして 果肉となる部分はほんの僅かです そんなわけでホントに少ししか瓶詰出来ませんでした・・・・ 普通に商品として販売すると相当恐ろしい価格になります。 私も今回は自分が作ってみたかったのが一番にあるので こんなお値段してますが、利益度外視の原材料価格でございます。 35g 1200円 100g 3000円 となります。数に限りがございますので、ご興味のある方はお早めにお求めくださいませ。 一応少しだけですが試食もご用意しております。 jam 016 このジャボチカバですが、生の果実の状態ですと劣化が大変早いそうです。 うちはお隣の静岡から届けてもらってますのでギリギリ生の状態で手に入りますが 流通するのはなかなか難しいのかもしれませんね。 でも苗は割と手に入りやすいようですので、育ててみてもいいかもしれません 私には果てしなくハードルの高い所業ですけどね(^^;) POPをまだ書いてませんが、商品としては出来上がっておりますので 本日発売開始です! お取り置きは1週間まで承ります。 不思議な果実ジャボチカバ どうぞご賞味くださいませ(^^)

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