北海道で摘んできたハスカップ及び珍道中日記は書くことが多すぎて保留中ですので
お先に最近手に入れました不思議な木の実のお話を・・・・
こちらは先日沖縄からやってきました「アメイシャ」という木の実です
サイズとしては・・・親指の先くらい。
すみません。比較になる画像を撮り忘れました。
ユカチャン(`・ω・´) ふざけた画像は撮ってるくせに!!
店主(@@) すみませんすみませんすみません
↓フザケタ画像です。
ちゃんと南国フルーツ枠で撮ったんですけどね・・これはグアバとアメイシャですが
考えてみたらグアバも見た事無い方の方が多いかもしれませんので
ますますアメイシャのサイズ比較が難しいという・・・・
ちなみにこのアメイシャ、完熟すると真っ赤に色付きます。↑の画像の右手二つは未熟ですが、一晩で赤くなるんですよ!
未熟の状態ですとどんぐりに近い固さなのですが、一晩でフカフカと柔らかく、食べるとまったりとペーストのような食感へと変わります。
真っ二つに切りますと↓こんな感じです
で、私今回初めてアメイシャというこの実を知ったのですが、沖縄でも知名度は低いそうです。
なんでも赤く色付くと鳥がすぐに食べてしまうのでお見かけする機会がほとんど無いのだとか。
鳥達にとってはお宝争奪戦といったところでしょうか
我が家も黒イチジクの収穫時には鳥とちょっとした格闘になるので
鳥が我先にと食べる実はたいてい美味しいという私の中の勝手な法則があるのですが
実際食べてみたところ、私個人としてはとっても好みの味でした。
それではアメイシャってどんな味?ってなるわけですが
これがまたなかなか面白い味でして。
未熟のままだとナッツのような感じで、外側もカリッとしてるのですが
さらに中の種の部分がカリッとした食感と爽やかな香りがあって、瑞々しいピスタチオみたいな印象です。
完熟した周りの部分は、さつまいもとサンザシと落花生を足して割ってペーストにしたような食感です。・・うまく表現出来てませんね 笑
ただ、このアメイシャですが、赤い実の部分は
ほとんど食べるところがございません
今まで自分が作ってきたジャムの中で最も果実部分の少ない実だと思います 笑
鳥はきっと丸ごと食べちゃうんでしょうね。
でも種と果実の間の薄い種周りの部分が固いんですよー
歯で噛めるけれどもカリカリ梅の種を半分くらい薄くした程度の厚みがありますので
一緒にシャクシャクと食べるには固くてゴワゴワしているんですよ。
でも種の中身がクセになるのでついつい夢中でカリカリしてしまうという。
カリカリ梅の天神様を食べるのに必死になった子供時代を思い出しました 笑
そんなわけで、ほんの僅か、しかも35gのミニ瓶でしか作れませんでした。
その代わりに味見用に少し取ってありますので
このブログを見てご来店されたお客様でご興味を持たれた方は
「アメイシャ味見してみたい!」とおっしゃってみてください。
早い者勝ちとなってしまいますが、なかなか面白い味の体験を
していただけるのではないかと思います。
再び作るかといえば・・・恐らく作らないと思います 笑
ユカチャン(`・ω・´) えー作りましょうよ
店主(@@) 無理だっ 気が遠くなりすぎて意識がブラジルまで飛んだかと思ったわい。
ユカチャン(`・ω・´) この怠け者店主めっ
店主(@@) ・・・一緒にブラジル気分で仕込んでくれるならいいよ。
ユカチャン(`・ω・´) ・・名古屋の40度超えはいつまで続くんでしょうね・・
店主(@@) うん。サクッと逃げたね。
そんなわけで、久々に面白果実のご案内が出来てなんだか嬉しい私です(^^)
今日は名古屋の気温が40℃を超えたのだとか・・・
もう笑うしかないですね 笑
皆様日中もですが、夜もしっかり暑い日々が続いておりますので
くれぐれもご自愛くださいませ